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シニア犬に必要な食事の工夫と効果的なサプリメント(栄養)とは?
- 2016/10/30
- シニア犬に必要な食事の工夫と効果的なサプリメント(栄養)とは?, シニア犬のお世話
- サプリメント(栄養), シニア犬
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aussiegall
前回は、【愛犬が安心して眠るためには?~意外と知らない”犬の睡眠”~】をテーマにお話しさせていただきました。
睡眠は、食事・排泄と同様、健康に直結しますので、日ごろから注意したいポイントです。
人間は、歳をとると好みが変わって、あまり脂っこいものを食べなくなる、と耳にしたことがあるかと思いますが、それは犬も同じです。
好物だったものを食べなくなったり、同じ量を与えていると肥満になったりと、シニア犬に関しては、工夫が必要になってきます。
そこで、今回は【犬に必要な食事の工夫と効果的なサプリメント(栄養)】をテーマにお話ししていきたいと思います。
☑フードを食べてくれないときの工夫と注意点とは?
犬を飼い始めてから、シニア犬になるまでずっと手作り食を食べさせてきた、という飼い主さんやずっとドッグフードを与えてきたという飼い主さんまで、愛犬に食べさせているフードは、その家庭ごとに異なります。
まず、はじめに一つ頭に入れておかなければならないことは、どれだけ栄養価が高く、高品質なフードといっても、犬の好物とは限らないことです。
7歳を過ぎて一般的にシニア犬と言われるようになってから、フードを切り替える方が多いと思います。
しかし、これまで食いつきも良く、慣れてきた味からの切り替えがうまくいかなかったり、食欲が落ちたりすることもあります。フードの摂取量が減ってしまったり、食いつきが悪いときは以下のような工夫をしてみてください。
フードを食べてくれないときの工夫方法
●肉のゆで汁をフードにかけてみる
●ウェットタイプのフードを試してみる
●シニアフードに好物の食材を混ぜてみ
●食事をする場所を変える
●食事時間を少し変えてみる
もし、通常のフードからシニアフードへの切り替えが思った以上にうまくいかない場合は、工夫してみましょう。
最初は、食べ慣れない味で摂取量が落ちていたとしては、食べる回数を重ねるごとにだんだん慣れてきて、食いつきがよくなることは多いので、諦めずに工夫を続けていきましょう。
では、シニア犬の食事で最も気を付けなければいけない注意点は何でしょうか?
それは、”脂肪分が多いものを与えない”ことです。
つまり、シニア犬の食事では、脂肪分を抑えて低カロリーにするということになります。
特に注意したいのは、おやつです。
せっかく、シニア用のドッグフードに切り替えても、ジャーキーなどの脂肪分が多いおやつを与えすぎていると健康を損なう可能性があります。
理由は、
●歳をとるにつれて筋力が落ち、代謝が下がるので肥満傾向になること
●内臓の状態に大きく影響するため(例:脂肪肝など)
などです。
脂肪分の多いフードやおやつの与えすぎには注意しましょうね。
→国産無添加ドッグフード「Dr.ケアワン」
☑シニア犬に必要なサプリメント(栄養)とは?
動物病院で血液検査を受けたら、『健康に不安のあるデータが出たけど、どうしたらいいの?』と不安になっている飼い主さんは少なくありません。
私たちも普通に生活しているだけで、血液検査の結果が芳しくないことはしばしばありますよね。
愛犬の健康に不安な要素が出てきたら、サプリメントを摂取することも選択肢の一つとして考えておいて良いでしょう。
というのも、サプリメントは薬ではありませんが、成分によって特定の症状を改善する効果が期待できます。
関節の老化防止に効果があると言われているサプリメントを愛犬に与えていると、『以前に比べて、走る回数が増えた!』
『明らかに足腰が強くなった!』
と効果を感じている飼い主さんもいるほどです。
どんな犬にでも、必ず効果が現れるわけではありませんが、困ったときはサプリメントを試してみても良いでしょう。
では、シニア犬におススメのサプリメントは一体どんなものがあるのでしょうか?
●関節の老化防止
➀グルコサミン…甲殻類のキチン質からつくられ、軟骨の修復や関節炎の痛み、腫れの緩和に効果が期待できます。
②コンドロイチン…サメの軟骨からつくられ、軟骨などの補修を助け、関節炎症症状の緩和に効果があります。
●老化防止
➀EPA…魚に含まれる不飽和脂肪酸です。血栓の防止やボケの問題行動の抑制に効果があるといわれます。
②DHA…魚に含まれる不飽和脂肪酸です。コレステロール対策やボケの問題行動の抑制に役立ちます。
③コエンザイムQ10…体内の細胞にある補酵素です。抗酸化作用や免疫システムの活性化などで老化を防止します。
●視力の衰え防止
➀ルテイン…カロチノイドの一種で抗酸化作用が高く、目を保護し、水晶体網膜の酸化を防止します。
②βカロチン…緑黄色野菜に含まれる黄色色素です。ビタミンAに変化し、目の疲れをとり、粘膜を保護します。
●肝機能改善
➀S-アデノシルメチオニン…アミノ酸の一種です。肝臓に必要な抗酸化物質グルタチオンを生成して、肝機能を改善する効果を期待できます。
このように、体のそれぞれの部分に対して効果の期待できる成分がいくつもあります。
サプリメントの購入は、主にネット通販になっていますので、気になる方は一度調べてみてくださいね。
いかがだったでしょうか?
今回は、【シニア犬に必要な食事の工夫と効果的なサプリメント(栄養)】をテーマにお話させていただきました。
→愛犬の健康に BIOONE(バイオワン)