愛犬が安心して眠るためには?~意外と知らない”犬の睡眠”~

mdalmuld
前回は、【飼い主が気づいてあげるべき『愛犬の老化のサイン』とは?】についてお話させていただきました。

春夏秋冬と、一年は4つの季節に分かれますが、季節により過ごしやすい季節、過ごしにくい季節がありますよね。

犬にとってもそれは同じで、常に犬が過ごしやすい環境を作ってあげる必要があります。

関連記事:『季節ごとに合わせた愛犬のケア方法は?【健康管理】

特に、”愛犬が毎日ぐっすり眠れているか”はとても大切ですが、意外に愛犬の睡眠に関しては疎い飼い主さんが多いのが実情です。

『いつも眠るときは布団にもぐりこんでくる』

『冬はコタツにもぐっている』

『ソファーで眠っていることが多い』

など、その家庭により犬が眠る場所は様々です。

犬が若い頃はそれでも良いのですが、老犬になってくると睡眠の質が下がってくることが多く、犬の年齢や状態に合わせて寝床を作ってあげる必要があげましょう。

ということで、今回は【愛犬が安心して眠るためには?~意外と知らない”犬の睡眠”~】をテーマにお話ししていきたいと思います。




犬は一日どれぐらいの睡眠が必要なのか?

まずは、犬の睡眠についてみていきましょう。

犬は一日にどのくらい眠るかご存じですか?

人間は、人それぞれといってしまえばそこまでですが、ワシントン大学の調査によれば人の平均睡眠時間は約8時間といわれています。

それに対し、成犬の一日の平均睡眠時間は約12時間~15時間とされています。

『え!?犬って一日にそんなに眠っているの?』とビックリされるかもしれませんが、犬は一日の半分以上を寝て過ごす動物なのです。

といっても、毎日愛犬を観察しているとほとんど寝ころんでいますよね。

飼い主さんや家族と同じ部屋にいるときは、起きていても一人っきりになれば、必ずと言っても良いほど眠っています。

では、なぜ犬にはそんなにたくさんの睡眠時間が必要なのでしょうか?

最も大きな理由としては、『犬は夜行性である』ということです。

つまり、本来は日中に体を休めて夜に活動する動物なのです。

しかし、ほとんどの現代人は夜行性ではありませんの、日中に活動して夜に睡眠をとります。

ペットとして飼われている犬は、日中に活動している人の生活に合わせる形でライフスタイルを適応させることにより、夜に長く眠ることができるようになりましたが、本来持っている夜行性という本能の部分が今も残っているので、日中も激しく活動せずに、眠るという習慣になったという説が最も有力です。

ただし、飼い主さんの生活の違いや、その犬それぞれの個体で睡眠時間が変わるので一概に毎日12時間~15時間必ず眠るということはありませんが、基本的には1日の半分を眠った状態で過ごしている、ということになります。

%e7%8a%ac%e3%81%af1%e6%97%a512%e6%99%82%e9%96%93%ef%bd%9e15%e6%99%82%e9%96%93%e7%9c%a0%e3%82%8bCarmen Rodriguez NSP

 

睡眠の質を高めるカギは温度調節?

愛犬が最も落ち着く部屋はどこですか?

一人で静かに過ごすのが好き、というワンちゃんは静かな和室や寝室の場合が多いかもしれませんが、基本的にはワンちゃんにとっての群れである家族が集まるリビングが最も安心感があり、落ち着くスペースだといえます。

つまり、飼い主さんとしては、愛犬が常にいる場所に犬の寝床を作ることが多いはずです。

%e7%8a%ac%e3%81%af%e3%83%aa%e3%83%93%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%a7%e7%9c%a0%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%8c%e5%a4%9a%e3%81%84Ajnagraphy’

ここで一つ注意点があります。

例えば、夏であれば窓を開けたり扇風機やクーラーをつけ、冬になればコタツを出したり、暖房やヒーターをつけると思います。

飼い主さんによっては、夏場は冷えすぎるからといってクーラーをつけずに窓を開けて扇風機だけで過ごすことがあるかと思いますが、犬は人よりも暑がりで、老犬になると温度変化に対応する力が衰えます。

たとえ、人には快適でも犬にとっては暑すぎたり、寒すぎたりということもあります。

犬が暑がり、寒がりだからといって犬に合わせて温度調節を行うと、反対に人にとって過ごしにくい温度になってしまうことがありますが、お互いにとって快適な温度にする方法があります。

それは、犬の専用スペースを作ってあげ、そのスペースを快適な環境にしてあげることです。

夏場であれば、大理石の板やクールマットを置いてあげたり、小型の扇風機を設置してあげると飼い主さんが過ごす場所よりも体感温度を下げることができます。

また、冬場であれば、体を暖められるように犬のベッドの下に小さめのヒーターを敷いてあげたり、毛布を置いてあげる工夫がおすすめです。

というのも、常に家に誰かがいる場合は問題ありませんが、皆が出かけてしまって、家が愛犬だけになってしまう場合は、温度が上がり過ぎたり、下がり過ぎることがあります。

よく家が留守になるご家庭の場合は、必ず愛犬が快適に過ごせるような専用スペースを作ってあげるようにしましょう。

%e5%bf%ab%e9%81%a9%e3%81%ab%e7%9c%a0%e3%82%8b%e3%82%ab%e3%82%ae%e3%81%af%e6%b8%a9%e5%ba%a6%e8%aa%bf%e7%af%80%ef%bc%9felectrocute.

 

快適な眠りをもたらす寝床づくりのポイントは?

老犬になると、寝床で眠って過ごす時間が増えてきます。

快適に眠るために必要なのは、”居心地の良い寝床”です。

まずは、犬にとって最適なベッドを選んであげましょう。

たまに、皮のソファーで眠っているワンちゃんがいますが、皮という素材は、夏は熱がこもり、冬は冷たいのであまりおススメしません。

%e3%82%bd%e3%83%95%e3%82%a1%e3%81%a7%e7%9c%a0%e3%82%8b%e2%91%a1inna karenina

犬の体にやさしい素材で、夏は涼しく冬は温かいベッドを用意しましょう。

眠れないようだったら、毛布を替えたり、低反発マットを使ったりするなどの工夫をしてみましょう。

といっても、お気に入りのおもちゃやマットがないと眠れないなど、安眠の条件は、犬の育った環境や性格によってさまざまですので、安心眠れるように愛犬に合った寝床が必要です。

老犬になると動くのが遅くなるので、寝床の近くには『水を飲める場所』や『トイレ』を用意してあげるのが大切です。

愛犬のベッドを選ぶときのポイント

〇洗濯や掃除が簡単で清潔に保ちやすい素材

〇抜け毛が絡みやすいものはNG

〇愛犬が好んでいる素材

〇夏は体温がこもりにくく、涼しいもの

〇硬すぎず、ある程度クッション性があるもの

%e3%82%bd%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%bc%e3%81%a7%e7%9c%a0%e3%82%8b%e3%83%91%e3%82%b0♥ellie♥

いかがだったでしょうか?

人間が寝具や眠る環境に敏感なように、犬にとってもそれは重要です。

愛犬が毎日よく睡眠をとれているかを観察し、もし日中ずっと眠そうにしているときは、ベッドや眠っている部屋などを見直してあげる工夫が必要です。

今回は、【愛犬が安心して眠るためには?~意外と知らない”犬の睡眠”~】をテーマにお話しさせていただきました。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク
コメントは利用できません。

スポンサードリンク

カテゴリー

ページ上部へ戻る