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愛犬飼育管理士って何?〜資格取得の流れとメリット〜
- 2017/5/1
- 愛犬飼育管理士って何?〜資格取得の流れとメリット〜
- 愛犬飼育管理士
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USDAgov
前回は、『犬が好むオススメのおやつと適切な量と回数とは?』をテーマにお話させていただきました。
犬が好きな方は非常に多いと思いますが、動物に関係する資格を取ったり、仕事に就く方はそこまで多くありません。
犬に関係する仕事として認知されているのは、獣医師をはじめブリーダーやペットショップの店員さんではないでしょうか?
実は、『動物関係法令や動物のしつけ、体の仕組みなどを学びペットのスペシャリストになりたい』と考えたときに習得できるオススメの資格があります。
それは、『愛犬飼育管理士』です。
愛犬飼育管理士の資格を取得するためにかかる費用も通常の資格と比べ安価で、試験も年に数回あるので、挑戦するハードルとしては高くないといえます。
そこで、今回は本格的に動物の勉強がしたいという方のために『愛犬飼育管理士って何?〜資格取得の流れとメリット〜』をテーマにお話したいと思います。
☑️愛犬飼育管理士って何?
愛犬飼育管理士は、簡単に言えば『犬に限定した専門的で深い知識を学んで活かせる資格』です。2005年m動物愛護法が改定され、動物取扱業が届出制から登録制になり、この動きを受けてジャパンケネルクラブが
◆より犬の飼養をきちんとしてもらうため
◆飼い主に適切な指導ができる人材を育てるため
という2点の理由で、【愛犬飼育管理士】という資格を設置しました。
この資格は、環境省により動物取扱責任者の資格要件として認められています。
平成28年末で、1万751人が資格登録をしている状況で、今後も増えると予想されています。
愛犬飼育管理士は、”犬”の飼養に特化した資格で、合格するためには、犬に関するより深い知識の習得が必要です。
ジャパンケネルクラブとは?
●純粋犬種の犬籍登録やドッグショーの開催
●犬に限定した『愛犬飼育管理士』で優秀な飼い主と指導者を養成
●災害救助犬の派遣にも尽力
ジャパンケネルクラブでは、災害救助犬育成事業にも力を入れていて、各地域の防災訓練へも積極的に参加しています。
現在、181頭(2016年4月)の出動可能な認定犬を確保しています。
※愛犬飼育管理士以外にも、ジャパンケネルクラブ公認資格としては、トリマー、ハンドラー、訓練士、スチュワート、審査員、アニマル衛生看護士などがあります。また、トリマーに関してはジャパンケネルクラブ公認の専門学校があります。
☑️愛犬飼育管理士の資格取得の流れとは?
先ほども書きましたが、愛犬飼育管理士の受験は、犬を扱う人がより犬の飼育をきちんとするようになるために、そして、飼い主に正しく指導・助言ができる人材を育てることが目的です。
ペット業界関係者の受験も多いですが、約半数が一般の方々です。
将来、ペット関連の仕事に就くことを考えている方や自分の愛犬との生活をよりスムーズに楽しくするために、受験する方も少なくありません。
受験資格は18歳以上ですが、10代から高齢の方の受験も多いようで幅広い年代の方が受けられる試験といって良いでしょう。
資格取得の流れやテスト内容としては下記のようになります。
↓
②テキストで学習
↓
③資格試験
↓
④合否の判定
↓
⑤資格登録
テスト内容としては、法律、動物愛護、飼育管理、健康管理、繁殖、犬の系譜、生体などです。
愛犬飼育管理士に関する講習会や資格試験は全国主要都市で実施しています。受講、受験はどなたでも可能ですが、資格の発行はJKCへの入会が前提となります。
教材には、法律、動物愛護、適正な飼育管理、健康管理、繁殖、犬の系譜、生体など、犬に関する幅広い内容が網羅されています。
試験問題は各項目から出題されますが、法律関連がやや多い傾向にあります。
費用に関しては、もちろん無料ではありませんが高額でもありません。
受験費用:7000円
受講料:7300円
資格登録料:3200円
ただし、資格登録をする際には、JKCの愛犬クラブ会員になる必要があり、入会金2000円と1年分の年会費 4000円の合計6000円を支払って会員になった上で、資格登録料として3200円を支払う必要があるので、多めに見積もっておく必要があります。
また、講習や試験の日程ですが、だいたい3、4ヶ月に1度の頻度で試験がありますので、ジャパンケネルクラブの公式HPで確認しましょう。
☑️愛犬飼育管理士を取得するメリットとは?
犬が好きで愛犬飼育管理士の資格を取得する方も少なくないようですが、愛犬飼育管理士の資格を取得する一番のメリットは、【動物取扱責任者になり動物取扱業の登録が行えること】です。
それぞれの自治体により異なりますが、例えば、ペットショップを開業したり、ペットサロンの店舗を増やしたりする場合には、必ず”動物取扱責任者”の資格が必要になりますので、ペット業界では重宝されます。
また、愛犬飼育管理士の資格は、他の資格と異なりとても短い期間での資格の取得が可能です。
というのも、講習や試験が1日で行われるので、講習を受けた上でしっかり受験まで準備できれば、資格取得は短期間で可能です。
また、合格後に必要な手続きや支払いを行えばスピーディに資格の取得は可能です。
もし、トリマーやハンドラースチュワートやペット業界に興味がある方は一度、ジャパンケネルクラブの公式HPを覗いてみてくださいね。
いかがだったでしょうか?
今回は、『愛犬飼育管理士って何?〜資格取得の流れとメリット〜』をテーマにお話させていただきました。