みなさんは、今の犬のしつけの悩みをお持ちではありませんか?

犬のしつけは愛犬家にとって避けて通ることができません。

永遠のテーマといっても過言ではないでしょう。

性格や行動に多少”難あり”でも、大事な家族ということには変わりはありません!

ですが、

どうしてもなんとかしたい!
ご近所さんの迷惑になっていそう。
愛犬が心配で外出できない。。。

という悩みを持っている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

そこで、今回は世の中で実際に行われたいくつかのアンケートを元にして、「犬のしつけの悩みランキングTOP7」をご紹介させていただきたいと思います。

この記事をご覧になっていただくことで、

他の飼い主さんの悩みを知ることができる!

改善方法のポイントについて知ることができる!

最低限覚えなければいけないしつけが分かる!

というようなメリットがあります。

ぜひ、ご覧くださいね。

愛犬のクセや性格はそれぞれ違う?

まず、はじめに知っておかなければならないことは”愛犬のクセや性格はそれぞれ違う“ということです。

もちろん、犬種によっての特徴もありますし、知能指数も異なるのです。

そのため、しっかりと自分が飼っている犬種のことを理解してから愛犬と接してあげる必要があります。

頭の良くない犬種には特に、はじめからしつけを叩き込んでも覚えが悪いので、

ゆっくり一つ一つ覚えていかせる

できないことより出来ることを見てあげる

あれもこれもよりも、最低限のことだけをしつける

などの工夫が必要です。

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私は今までに、シー・ズー、トイ・プードルを2匹の合計3匹を飼ったことがありますが、それぞれしつけの悩みは異なりました。

シー・ズー(オス)は本当に大人しい性格で、一人ぼっちでも寂しがることもなかったです。

お散歩が大好きで何時間でも歩き回るぐらい元気がありました。

ただ、あんまりちょっかいをかけすぎると”ガブッ”と噛まれたことが何度もありました。汗

2匹のトイ・プードルは今でも飼っていますが、性格の違いが大きく観察していると面白いです。笑

馬が合わないようで、2匹で遊ぶことはほぼありません。。。

どちらも凄く甘えん坊で可愛いのですが、2匹に共通するしつけの悩みが2つほどあります。。。

興奮しやすい
吠えグセがある」

年をとったせいか、昔に比べてほとんどなくなりましたが、以前は人が家の前を通っただけで、家の中で吠えながら窓に近づいていく癖がありました。

(こんな感じ↓)

では、次に世の中の飼い主さんはどのような悩みを持っているかをご紹介したいと思います。

 

犬のしつけの悩みランキングTOP7

本題の【しつけの悩みランキングTOP7】の結果は以下のようになりました。

 

TOP1 ムダ吠えをする

犬のしつけの悩みランキング、ダントツの一位は”ムダ吠え”です。

大人しい性格で人懐っこい犬でも、初めて会う人や犬には思いっきり吠えたり、相性の合わない犬には飛びかかることもあるなど、多くの飼い主さんを悩ましている問題行動である”ムダ吠え”。

また、屋外だけではなく家の中で吠えグセのある場合は、ご近所さんの迷惑になってしまい、犬に理解のないご近所さんの場合は、関係が悪化してしまうこともあります。

そもそも、ムダ吠えとは何かというと、

吠える状況ではない時に吠えること

飼い主さんが吠えて欲しくない状況で吠えること

などですが、ムダ吠えをなかなかヤメさせられないと悩む飼い主さんも多いのが現状です

犬は意味もなく吠えているのではありません。

 

必ず吠える原因があります。

例えば、

「留守番をしていて不安になった」
「家の敷地(縄張り)に誰かが入ってきた」
「散歩に行きたい」
「はじめて会って怖くなった」
「他の犬の鳴き声につられた」

などなど、”吠える”のはいろいろな理由や原因があるのです。

頑張ってしつけてもムダ吠えが治らず、

犬なんだから、ムダ吠えしてしまうのは仕方がない!
犬は吠える生き物だしな〜。

と最終的に根負けする飼い主さんもいらっしゃいますが、諦めてはいけません。

 

というのも、

環境省告示「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」

という法律において、

「犬の所有者等は、頻繁な鳴き声等の騒音又はふん尿の放置等により周辺地域の住民の日常生活に著しい支障を及ぼすことのないように努めること」

とされているからです。

 

つまり、「愛犬が近隣住民に迷惑をかけないようにしつけする義務」があるのです。

では、ムダ吠えにはどんな対策が有効なのでしょうか?


ムダ吠え対策

ムダ吠えの対策の基本は、

ムダ吠えしたら無視、罰を与える」「ムダ吠えする状況でしなかったら褒める」ということです。

基本的には、ほとんどの場合この方法で問題はありません。

また、以下の方法もご参考にしてください。


要求吠えをやめさせる
要求吠えとは、「ご飯が欲しい」「散歩に行きたい」「遊んでほしい」ときに吠えることです。

 

犬が要求吠えした時に、

はいはい、ご飯今すぐあげるからね〜。
わかった、今から散歩に連れて行ってあげるから!

というような対応をしている飼い主さんは少なくないでしょう。

 

実はこれ、×間違った対応なのです。

 

要求吠えをする度にその要求を叶えていたら、犬に

吠えたらすぐにやってくれる」という認識を与えてしまいます。

 

また、そうした要求吠えに応えていると、犬に「自分がこの群れのリーダーだ。」という誤った理解をさせる可能性もあります。

 

「要求吠えをしたら、やめるまで無視する。」

そうすることで、ムダ吠えが減ることがあります。


吠えたら罰を与える

犬と生活していく上で、上下関係をはっきりさせることはとても重要です。

 

しつけが間違った場合、犬は飼い主さんよりも上の立場だと誤認識することがあります。

 

そうなると、飼い主さんの言うことを聞かなくなってしまいます。

 

どうしてもムダ吠えが治らない時は、ムダ吠え防止首輪を使って見ると良いかもしれません。


吠えたときに叩く飼い主さんもいると思いますが、犬に暴力を振るうと怖がりな性格になってしまったり、飼い主さんとの関係が悪くなることもありますので、注意が必要です。

 

ムダ吠え防止首輪は、犬の首にあらかじめ巻いておき、犬がムダ吠えをしたら専用リモコンのボタンを押すと首輪がブルブル震えます。

 

犬は、急に首輪が震えるとびっくりしてしまい吠えるのをやめるという仕組みです。

 

全てのワンちゃんに効果があるわけではありませんが、これを使ってムダ吠えが改善したという飼い主さんも多いので、一度試してみる価値ありです。

 

ボタン一つで愛犬のしつけが出来る無駄吠え防止首輪!【ワンブル】公式サイト


TOP2 興奮しやすい

犬のしつけの悩みランキングTOP2には「興奮しやすい」がランクイン。

興奮しやすい」ということは別に悪いことではないように感じるかもしれませんが、興奮しやすい犬は興奮する度にストレスを感じているということをご存知でしょうか?

犬のしつけの悩みランキングTOP1の「ムダ吠えをする」タイミングと重なることが多いと思いますが、興奮しやすい場面は、日常の中でたくさんあると思います。

例えば、

・自宅のチャイムが鳴った

・家族が外出先から帰宅した

・ご飯の時間になった

・おやつの匂いがした

・ドッグランや他の犬が集まる場所に行った

・嫌いな音がする(掃除機やドライヤーなどの騒音)

・知らない人を見つけた

など、それぞれの犬によって興奮するタイミングは異なると思いますが、毎日何度も興奮している犬は日常的にストレスを感じていますし、寿命も短くなる傾向があるのです。

興奮を和らげる対策

興奮を和らげる対策ですが、基本的にはムダ吠えと同じで「無視する」が有効です。

 

また、興奮すると分かってるタイミングがあるなら工夫できます。

例えば、

私の飼っているトイ・プードルは、私が帰宅すると家の中を縦横無尽に走り回り、大興奮していました。

毎回興奮タイムが終わると、水を飲みに行くぐらいヘトヘトになっていました。

そこで、私は愛犬を興奮させないようにするために、帰宅するときは、

「ただいま!!」

と言って急に入るのをやめて、ゆっくり静かに入り、愛犬が興奮しているときは無視するようにしました。

そして、5分くらいして静かになった頃に愛犬に話しかけたり、抱っこしてあげるようにしました。

それを何ヶ月も続けていると、

私が帰ってもすぐに構ってくれないのを理解したのか、尻尾を振って近寄ってくるだけで、興奮して走り回ることがなくなりました。

また、散歩中は草むらの臭いや落ちているもの、車やバイク、通行人、散歩中の他の犬など愛犬が興奮してしまう材料がたくさんあります。

 

散歩中おとなしい犬も比較的多いですが、興奮しっぱなしの犬も少なくありません。

 

そこで、もし散歩中に興奮してしまう場合は、興奮する度に胸や背中を撫でて落ち着かせるか、興奮する材料が少ない(人通りが少ない、車が通らない)ルートを探してあげましょう。

 

よくある車やバイクを見て興奮してしまう犬は、怖がっている場合もあるので、そういうときは飼い主さんの後ろに隠して車を見えなくしたり飼い主さんがしゃがんで同じ目線でジッと車が過ぎるまで待ってあげるという工夫もGoodです!

 

愛犬がなぜ興奮しているかを考えて、色々な工夫をしてみてくださいね。


TOP3 トイレの失敗

犬のしつけの悩みランキングTOP3には「トイレの失敗」がランクインしました。

トイレの失敗」もよくある”犬のしつけの悩み”に挙げられる問題行動です。

子犬の頃、決められた場所でトイレできないのは仕方がないことですが、

今まで上手にトイレを出来ていたのに最近、失敗が多くなった

いつまで経ってもトイレを覚えられない
家ではできているのに、親戚の家や旅行先だと上手にトイレできない

などが多いようです。



犬のトイレの失敗は、いろいろな要因があると言われていて、

トイレの場所を分かっていない
何かの要因で興奮してしまった
マーキング行為
恐怖心がある
病気や怪我
老化現象

などがあります。

上記の記事でもご紹介しているのですが、愛犬がトイレを失敗したときに粗相をした場所まで連れていって叱る飼い主さんがいますが、これは実は間違いです。

 

犬は、過去の出来事(数分前〜数十分前にした行為)と今与えられている罰との因果関係を認識することが出来ません

 

そのため、叱ることでトイレを上手にできるようになる可能性は低いと考えましょう。

 

では、トイレの失敗の対策についてご紹介したいと思います。

トイレ失敗の対策

安心してトイレできる環境を作る
まず、最も有効なトイレ失敗の対策は、

愛犬が安心してトイレできる環境を作る

ことです。

 

犬はトイレの場所が気に食わなかったり、トイレが落ち着かないと上手にトイレできないことがあります。

例えば、

私たちがトイレするときにリビングの真ん中にトイレがあったら嫌ですよね。

また、物が散らかっていたり、気が散る場所だったら落ち着きませんよね。

犬も同じで、自分が落ち着く場所でなければ安心してトイレをすることが出来ません。

犬は鼻が人間の1000倍良いと言われるので、きつい臭いがしているのもNGです。

もし、愛犬がトイレをしてからシーツを替えていない場合は、交換しないとトイレしてくれない子も中にはいますので、注意しましょう。

 

旅行先や別の場所でも出来るだけ同じ環境を作る
二つ目の対策は、旅行先や出先でのトイレで失敗しにくくする方法です。

 

自宅では、いつもの光景、いつもの臭い、いつもの家族、いつもの場所と、慣れている要素ばかりなのでトイレを上手に出来ても、

自宅以外では上手にトイレできない

という犬も中にはいます。

 

そういう場合にオススメの方法がトイレの専用のペットシーツを決めておくことです。

 

ほとんどの方は、犬のトイレのしつけのとき、トイレの場所を覚えさせているケースが多いと思います。

そのため、自宅以外になると犬が混乱して粗相してしまうことがよくあります。

 

ですが、トイレはこのペットシーツの上だけでしてね。
と覚えさせるとどうでしょうか?

 

決められたペットシーツを持ち運ぶことで、外出先でも安定して上手にトイレすることが出来るようになります。

 

実は、多くの愛犬家が使っているペットシーツがあります。
犬のトイレしつけ専用シーツ【ワンマー】

 

繰り返し洗えるペットシーツの【ワンマー】は、市販で販売されている紙のペットシーツのように

後ろ足がおしっこに触れてしまい、床がボトボト。。。

トイレ専用シートがいたずらで噛みちぎられている。。。

といったよくあるトラブルもなく、吸水力が非常に優れており、また手軽に洗うことができる凄いペットシーツなんです。

 

私もワンマーを2枚使っていますが、今までなんで洗えるタイプがなかったのかが不思議になるぐらい(笑)で、耐久性も良く大満足しています!

 

ただし、それほど大きいペットシーツじゃないので、小型犬~中型犬ぐらいがちょうど良く、室内で飼っている大型犬には不向きなので、ご注意ください!!

 

犬のトイレしつけ専用シーツ【ワンマー】

 

もし、興味がある方は1枚お試しに使ってみるのが良いかもしれませんね。


TOP4 甘噛み

犬のしつけの悩ランキングTOP4は「甘噛み」がランクイン。

甘噛みはその名の通り「優しく噛む」ことを指しますが、甘噛みをする犬は驚くほど多いです。

本気で噛むんじゃないんだからいいじゃない。
甘噛みするぐらいが可愛い。

と思われる方も中にはいるかもしれませんが、放っておくといつまでも治らない問題行動になってしまうことがあります。

そもそも、犬はなぜ甘噛みをするのでしょうか?



一番の要因は、「遊び」です。

人間の赤ちゃんもそうですが、子犬の頃はいろいろなものに興味があるのです。

兄弟や母親の犬と一緒に幼少時代を過ごしている場合は、じゃれたり遊びを通じて噛むと相手が痛みを感じたり、自分が噛まれると痛みを感じることを学習します。

その経験から噛む加減を覚え「甘噛み」を始めます。

また、目の前にあるものがどんなものなのかを確かるという目的でも甘噛みをする場合があります。
犬は、人間のように指先で確かめることができないので、前足を使ったり口を使い、どんなものなのかを確認しているのです。

 

甘噛み対策

成長するに伴って歯が乳歯から永久歯に生え変わるのですが、歯が生え変わると噛み癖が治ることもあります。

 

ですが、きちんとしつけていないと成犬になっても指を甘噛みしたり、いたずらで家具やクッションなどをボロボロにすることもありますので、

そのうちやらないようになるかな。

別に痛くないからいいかな〜。

という飼い主さんも出来ることなら対策をしておくことをオススメします。

 

甘噛み対策の一番有効な方法は、甘噛みをした時にそのままスルーせずに「ダメ」「コラ」と一声発することです。

 

犬は、過去の出来事と今与えられている罰との因果関係を理解できないので、できれば噛む直前や噛んだ瞬間に甘噛みを止めさせるように声をかけ、さらに、遊ぶのをやめてしまって構いません。

 

そうすることで、
指を噛む=遊んでもらえなくなる

と徐々に理解し、甘噛みしないようになります。

 

これを犬が小さい頃からやっておけば、噛み癖が治る可能性が高いので、甘噛みが気になる方はしつけておきましょう。


TOP5 食糞行為、拾い食い

犬のしつけの悩みランキングTOP5には、「食糞行為」「拾い食い」がランクインしました。

 

食糞行為や拾い食いは、飼い主さんからすると絶対にやめてほしい問題行為の一つだと思いますが、その原因は未だ解明されていません。

 

ただし、いくつか説があるので、ご紹介したいと思います。

生存本能による食糞行為

犬をはじめとする哺乳類は、食糞行為をすることがあります。

 

これは、一種の生存本能による行動であり、きちんと意味があります。

例えば、

自分の縄張りに子犬の糞がある場合、母犬はその糞の臭いを別の動物に嗅ぎつけられないように食べて、臭いを消してしまう。

排便した後の自分の糞の中にはまだ栄養が残っているため、残っている栄養を吸収するためにもう一度糞を食べる。

などがあります。

 

興味による食糞行為

甘噛み」でもお話しましたが、犬は興味があるものや初めて見るものを”それが何か”を知るために、口に入れることがあります。

 

自分がした糞の臭いを嗅いでいる光景を一度は見たことがあると思いますが、その後、どんな味なのか口に入れる犬も当然いるのです。

 

また、自分の糞以外にも他の犬の糞やホコリなども食べることがあるので、「興味を持っている」という理由から食糞行為を行うのではないかというのも一つの理由だと考えられます。

ちなみに、「拾い食い」に関しても同様のことが言えます。

 

たまに、落ちている枝やボールを口にくわえたまま散歩しているワンちゃんを見かけることがありますが、犬は興味があるものを口にしてしまう傾向があるということが大きな要因なのではないでしょうか。

 

食糞行為・拾い食い対策

「食糞行為」「拾い食い」に対する一番の対策としては、

犬が糞をしたらすぐに掃除する

散歩中、他の犬の糞や落ちているものがあっても近づかせない

というのが基本です。

 

犬は、自分のした糞の臭いを嗅ぐことがあるので、犬が糞をしたら自分の糞に興味を持つ前に片付けてしまう、というのが大切です。

 

また、散歩中に道端や草むらに他の犬の糞がある場合は、近づかせないようにしましょう。

 

屋外に落ちているものや他の犬の糞には、ウィルスや細菌が数え切れないくらい付着しています

 

散歩中、犬の自由にさせている飼い主さんは知らず知らずのうちに、ウィルスや細菌が犬を介して家の中にまで入ってきていると思うと気持ち悪いはずですので、注意しましょうね。

《関連記事》
犬が土を食べる原因とは?


TOP6 お風呂や爪切りを嫌がる

犬のしつけの悩みランキングTOP6には「お風呂や爪切りなどのケアを嫌がる」がランクインしました。

 

月に1~2度、愛犬をお風呂に入れる飼い主さんも多いと思いますが、その際に”入浴ボイコット”をしようとするワンちゃんも少なくありません。

 

また、爪切りなどのケアでもあからさまに嫌がって、おとなしくしてくれないこともあります。

お風呂に連れて行くと急に騒がしくなる

肉球の掃除をしたり、爪のケアをさせてくれない

ドライヤーで被毛を乾かし始めると吠える

シャワーをすると怯え出す

ということはありませんか?

 

では、お風呂や爪切りなどのケアを嫌がるのはなぜでしょうか?

実は、お風呂や爪切りなどのケアで犬が嫌がるのには、ある共通点があります。

それは、

過去に嫌な思いをしたことがある

ということです。

例えば、

「子犬のときに、顔にシャワーをかけた」

「シャンプーの臭いがきつかった」

「シャワーの温度が熱すぎた、または冷たすぎた」

「爪切りで失敗して、血が出たことがある」

などがあります。

 

ただ、成犬になってからでも、少しずつ工夫したり、慣らしていくことでお風呂や爪切りを嫌がらなくなることはあります。

 

お風呂や爪切り対策

「お風呂は怖くない」と理解させる

先ほども言いましたが、お風呂を嫌がる理由は過去に怖い思いをしたことが原因である場合が大半です。

そこで、愛犬をお風呂に入れる場合は、「怖い」「不安」という気持ちを取り除いてあげる必要があります。

 

シャワーをかけるときは優しく

→シャワーをかけるときは優しくということですが、犬にシャワーをかけるとき勢いが強いと嫌がることもあるので、ヘッドを犬の体に近くして勢いを減らしてあげる工夫がオススメです。

 

顔にはシャワーをかけない

→犬にシャワーをかけるときは、顔にシャワーにかけてしまいがちですが、お風呂嫌いな犬にこれをしてしまうと、ますますお風呂が怖くなります。

 

私たち人間もそうですが、目や耳、鼻に水が入ると嫌ですよね。

 

当然犬も同じで、急に顔にシャワーをかけられると嫌がります。

 

そこで、顔に関しては濡らしたタオルで拭くか、汚れが目立たない場合は、無理に洗う必要はありません。

 

シャワーの温度に気をつける

→皆さんは、自分がシャワーを浴びるときは何度に設定していますか?

40~42℃ぐらいに設定している

という方が多いのではないでしょうか?

 

実は、犬にシャワーをかける際に適切な温度は37~38℃とされていますので、犬が快適と感じる温度に調節してあげましょう。

 

シャンプー剤は無香料のものを使用する

→犬は人間よりも1000倍嗅覚が良いと言われていますので、人間が普段使用しているシャンプーでは匂いがきつすぎることが多々あります。

 

そこで、犬用のシャンプーを使うことをお勧めしているのですが、

私の一押しの犬用のシャンプーは

【犬猫 薬用シャンプー】 ノルバサンシャンプー 200ml 獣医師処方用 (動物用医薬品)

です。

このノルバサンシャンプーは専門家も愛用するほどのシャンプーで、殺菌作用があり、皮膚トラブル予防に最適だというメリットがあります。

 

楽天市場で購入したい方→公式サイトはこちら

 

音の静かなドライヤーで被毛を乾かしてあげる

→ドライヤーが嫌いな犬は少なくありません。

 

熱い思いをした」「音がうるさい」など、ドライヤーに対して不快感を持っている犬は多いと思います。

 

そこで、音の静かなドライヤーで乾かしてあげることをお勧めします。

 

また、最近では「ペットドライルーム」という、ドライヤーを使わずに犬の被毛を乾かすグッズもあり、ドライヤー嫌いの犬にはピッタリですので、興味のある方は一度見てください。

 

ペットドライルームの公式サイト

 

 

爪切りでは「血管」を切らないようにする

犬の爪は、人間の爪と異なり神経や血管が存在しています

 

そのため、誤って血管を切ってしまうと出血をしてしまいますし、神経を切ってしまうと激痛を感じるでしょう。

神経を切らないようにするのは現実的に難しいのですが、血管を切らないようにすることはできます。

 

というのも、白い爪であれば血管が透けて見えるからで、明るい場所や光で爪を照らしながら爪切りを行うと血管を切る可能性も低くなります。

 

黒い爪の場合は、血管が透けないので、少しずつ切り進めていくしかありません。

 

黒い爪の血管を切らないようにするポイントですが、だんだん切り進めていくと徐々に爪が柔らかくなり、しっとりしてきます。

 

そこまでくると終了すれば、誤って血管を切る可能性も低いと思います。

もし、爪を誤って切って出血した場合は、下記の記事を参考にしてください。

 


TOP7 散歩中にリードを引っ張る

犬のしつけの悩みランキングTOP7には「散歩中にリードを引っ張る」がランクインしました。一度でも犬を飼ったことがある方はお分かりになると思いますが、犬の散歩中にリードを引っ張られるのはストレスが溜まるものです。

 

飼い主さんが決めた散歩ルート、散歩できる時間も限られている中でのリードを引っ張り、飼い主さんの誘導に従がってくれないという経験はほとんどの方がお持ちではないでしょうか?

犬が散歩中にリードを引っ張る理由は、意外とシンプルです。

 

この先に行きたくない(犬が前に進まない場合)

→犬が立ち止まって前に進まない場合に考えられる理由としては、

この先に行くのが怖い(車の騒音、苦手な場所など)

疲れた(長時間の散歩で疲れた、夏のため気温が高い)

足場が悪い(石が多く肉球が痛い、雨上がりで水たまりがある)

この場所に他の犬のマーキングを見つけた(その匂いがどうしても気になる)

などがあります。

 

もっと先に進みたい(犬が止まってくれない場合)

→犬が飼い主さんを引っ張って前へ進む場合は、

この先に進みたい(興奮している)

他の犬の臭いがする(他の犬がいる

まだ散歩し足らない(散歩が短い)

便や尿を出し切れていない(不快感がある)

などがあります。

 

立ち止まろうとする場合も先へ進もうとする場合も、犬の本能からくる行動でシンプルな理由があることがお分かりいただけたと思います。

リードの引っ張り癖対策

どんな状況でもリードを引っ張らないように訓練する

犬のリードの引っ張り癖を直す方法は、子犬のうちから訓練することが大切です。

 

訓練の仕方としては、リード無しでも勝手な場所に歩いていかないように教えることです。

 

いきなり屋外で訓練すると、周りに誘惑が多すぎて飼い主さんの指示や掛け声に集中できない可能性もあるので、まずは自宅で始めます。

 

ここでは、リードの引っ張り癖の直し方の一例を簡単にご紹介したいと思います。

・「こっちにおいで」「◯◯ちゃん!!」などの指示をして、飼い主さんの方に来るようになるまで繰り返す

・家の近所や広場で掛け声をかけ、自分に来るようになるまで訓練する

・飼い主さんがわざと犬から遠ざかったときに近づいて来るよう訓練する

・ここまで出来たら、飼い主と犬との主従関係がある程度できているので、リードの引っ張り癖はほとんどなくなっているはずです。

上記までこなせるようになると愛犬は散歩中、自分の欲求よりも飼い主さんの指示を優先する可能性が高くなっているからです。

また、

正しいしつけ方法を知りたい!

子犬の頃からきちんとしつけをしておきたい!

という方は、下記のしつけ教材がオススメです。

 

Inuversity(イヌバーシティ)犬のしつけ教材


いかがだったでしょうか?

今回は、「犬のしつけの悩みランキングTOP7」をテーマに、様々な犬の問題行為や癖の原因、それに対する対策をご紹介させていただきました。

ぜひ、子犬の頃からきちんとしつけて愛犬との充実した日々をお過ごしくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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