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犬の腸内環境が悪化する原因と腸を整えるオススメ食品は?
- 2017/9/27
- 犬の腸内環境が悪化する原因と腸を整えるオススメ食品は?
- オススメ食品, 腸内環境
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Mr Moss
人間と同じように愛犬の体調は日々変わります。
犬は家族の一員ですが、食べるものも人間と異なりますし、生活リズムも違ってきます。
犬の体質や犬種によって体の弱い子もいますが、しっかりと体調管理ができている飼い主さんは多いです。
それでも、病気になってしまう犬や免疫力が落ちてしまうことはありますよね。
”免疫力は腸内環境で決まる”ということが最近言われていますが、それは人間だけでなく犬にも言えることです。
下痢や便秘などであれば、
『あ〜、お腹の調子を崩してるんだ』
とすぐに想像できますが、実は、風邪やアレルギー症状、アトピーなどの皮膚症状なども腸内環境が大きく影響していることはご存知でしょうか?
そこで、今回は、【犬の腸内環境が悪化する原因と腸を整えるオススメ食品】をテーマにお話させていただきたいと思いますので、ぜひご覧くださいね。
また、以前【犬の免疫力】に関しての記事を書いたので、リンクを下に貼っておきます。
そちらも合わせてご覧くださいね。
☑️犬の腸内環境ってそもそも何?
”腸内環境”という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
でも、
『腸の環境ってどういうこと?』
と疑問に思われる方は少なくないと思いますので、まずはじめに”腸内環境”について少しお話させていただきたいと思います。
犬には、小腸や大腸がありますが、腸内環境とは主に大腸のことを指します。
大腸内部には非常に多くの腸内細菌が生息しています。
腸内細菌の種類は数百種類もあり、数は数十兆個から100兆個に上ると言われています。
これほどの数の細菌は、腸壁を覆い尽くすように集まっていて、その密集する様子がお花畑に見えることから『腸内フローラ』と言われています。
腸内フローラを構成する腸内細菌は、主に善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌)、悪玉菌(ウェルシュ菌や大腸菌)、日和見菌(善玉菌でも悪玉菌にも該当しない菌)の3つに分類されます。
その割合として最も良好とされるバランスは、
悪玉菌(10%)
日和見菌(70%)
となっています。
つまり、このバランスが崩れてしまった状態が、いわゆる『腸内環境が悪化した状態』で、これは人間の腸にも同様のことがいえます。
愛犬が若くて元気なうちは、よほどフードの栄養バランスが崩れていないか、ストレスが溜まっていない限り腸内環境は良好な場合が多いです。
しかし、犬も歳をとったり、栄養バランスが崩れたり、ストレスを受けたりすることで、腸内環境は悪化してしまうのです。
☑️腸内環境が悪化する原因は?
前に少し触れましたが、
善玉菌が減り、悪玉菌が増える、いわゆる腸内環境が悪化する原因は老化、栄養バランスの偏り(食生活の乱れ)、ストレスの蓄積の3つがあります。
犬は7歳頃からシニア犬に分類され、飼い主さんとしては徐々にフードや生活習慣をシニア用に変えていく必要があります。
犬は加齢により、体力の衰えはもちろんのこと、腸の働きをはじめ内臓の機能も低下してしまいます。
また、犬は本来肉食です。
犬の先祖は、狩をして生きた獲物を捕らえて肉や内臓を食べていました。
その頃は、腸内環境に良い乳酸菌なども獲物の内臓を食することで、摂取していたとされています。
しかし、現在の日本の犬は狩をしませんので、ペットとしてフードや手作り食を中心に食事をとっています。
飼い主さんは、もちろん愛犬の健康を考えた上でフードを与えていると思いますが、犬の腸内環境にまで配慮してフードを作っていたり、腸に良い食材やサプリメントを与えている飼い主さんはごく少数だと思います。
ストレスに関しては、それぞれの犬が置かれている環境によりますが、
例えば、
◯自分が落ち着くスペースがない
◯小さい子どもがいる
◯あまり運動させてくれない
◯飼い主に遊んでもらえない
◯快適な環境ではない
このようなストレスの溜まる環境にいる犬は、慢性的なストレスを受けているので、腸内環境が悪化する原因とされています。
一見、元気そうに見えてもストレスが溜まっていることも十分にあり得るので、一度愛犬の様子や日頃の仕草をよくチェックしてみてあげてくださいね。
では、最後に腸を整えるオススメの犬用食品をご紹介したいと思いますので、
『腸内環境を整える手軽な食品があるなら使ってみたい!』
という方から
『愛犬にはいつまでも元気にいてもらいたい。』
という方まで、ぜひお試しいただければと思います。
☑️腸を整えるオススメ食品はコレ!
一言で『腸を整える』と言っても、実際にどんな食品や栄養が腸にいいのかを知っておく必要があります。
◯食物繊維
↪︎食物繊維は、第6の栄養素とも呼ばれ、健康を維持する上で欠かせないものという認識が広がりつつあります。
食物繊維は、野菜や果物にも豊富に含まれているのですが、便秘や下痢の予防や改善、腸内バランスの改善などに効果が期待できます。
ただし、犬の腸は草食動物に比べ短い傾向にあるため、調理に工夫が必要。
例えば、
食物繊維が豊富で知られるキャベツを犬に与える場合は、細かく刻んだり、すりおろすなどして消化・吸収しやすいように工夫することがオススメ。
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◯オリゴ糖
↪︎オリゴ糖は、別名少糖類とも呼ばれ、およそ20種類ほどのオリゴ糖が存在します。
オリゴ糖の中には胃や腸で消化されにくい性質のものがあり、大腸で善玉菌のエサになるため、腸内の善玉菌を増やす役割を担っているのです。
オリゴ糖は、ヤーコン、インゲン、えんどう豆、小豆、そら豆、はちみつ、バナナなどに豊富に含まれています。
もし、愛犬に手作り食を中心に与えている飼い主さんは、ぜひオリゴ糖が豊富に含まれている食材を取り入れてみてはいかがでしょうか?
◯乳酸菌
↪︎乳酸菌とは、炭水化物などの糖を消費して乳酸をつくる細菌の総称で、主に腸内を酸性側に傾け腸内の腐敗を抑えたり、腸のぜん動運動を助けて便秘を改善する効果があります。
乳酸菌は、ヨーグルトやキムチ、ぬか漬けなどに多く含まれています。
愛犬に与える場合は、塩分を多く与えないためヨーグルトがおすすめです。
さらに言えば、ヨーグルトよりは乳酸菌が多く含まれる犬用サプリメントがおすすめです。
◯植物酵素
↪︎植物酵素とは、体が必要とする消化酵素のほとんどを含んだ植物性酵素のことを指します。
酵素は、食べ物の消化・吸収・排泄を助ける非常に重要な働きをしています。
食物酵素にはいくつか種類があります。
例えば、
プロテアーゼ、セルラーぜ、アミラーゼ、ラクターぜ、リパーゼなど。
酵素は、犬だけでなく人間にも必須の成分で、健康を維持する上で非常に大切な位置づけとなっています。
植物性酵素を積極的に犬に与える場合は、サプリメントが手軽でおすすめです。
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NickiMM
このように腸に良い栄養素はいくつもありますが、食材の変更や調理の工夫など日々のフードとして与えていくには飼い主さんの努力が必要になってきます。
そこで、オススメなのが腸の働きを促進するサプリメントやドッグフードです。
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いかがだったでしょうか?
今回は、『犬の腸内環境が悪化する原因と腸を整えるオススメ食品は?』をテーマにお話させていただきました。