賢い犬種については、以前『頭の良い犬種ランキング TOP10』で記事を書かせていただきました。

頭の良い犬種ランキング』では、最も頭の良い犬種TOP10をご紹介しています。上位TOP10は、飼い主の最初の命令に服従する確率が95%と言われており、その従順さが伺えます。

TOP11~20もまた、次の機会にご紹介させていただきます。

 

犬は太古の昔から人間と共同生活を共にしてきました。

 

そのため人間との相性が良く、人間の指示や命令に対する理解力はかなり高いと言われています。

 

そのため、一般的に『犬は賢い』とされています。

 

また、人間、猿、無生物など17種類の写真を犬に見せた場合に、人間以外には反応を示さなかったという報告もあり、犬と人間がいかに強い絆で結ばれているかが分かります。

 

人間が落ち込んでいるときや悲しんでいるときに励ましてくれたり、慰めてくれたりと人間のように振る舞うこともできます。

 

実は、なぜ犬が人間を励ましてくれたり、慰めてくれたり出来るのかはまだ解明されていないそうです。

 

そんな中、犬はどれだけ賢くなれるのかが注目されています。

 

 

世界一賢い犬は?

実は、世界一賢い犬が世界中の注目を集めています。

 

元ワッフォード大学の心理学者ジョン・ピリー氏の飼っているボーダーコリーのチェイサーが世界一頭が良い犬とされています。

 

その知能は極めて高く、ジョン・ピリー氏が三年半にわたって、おもちゃなどの名前をどれくらい覚えられるか追跡調査したところ、1000以上もの単語の意味をマスターしたそうです。

 

実は、ピリーさんはサウスカロライナ州スパータンバーグにある「Wofford College」のアリストン・リード博士と、アニマルサイエンス学に基づく訓練をチェイサーに対して行ったそうです。

初の3年間で、週に5日1日5時間の訓練を受けたということで、普通では考えられない英才教育を受けたチェイサーは、800個のぬいぐるみと116個のボール、106個のフリスビーやプラスチック玩具という、合計1,022個のおもちゃにそれぞれ付けられた固有の単語をほぼ完璧に覚えることに成功。

 

結果的に、正答率95%以上でそれぞれ区別できるという驚きの知能を持つことができたそうです。

 

また、上記に関する研究論文は、2013年5月13日にオンライン版の米心理学ジャーナル『Learning and Motivation』(学習と動機付け)に発表されています。

 

その中で、犬が1000以上の固有名詞を学習できたということは、犬がヒトの受容性言語能力(言葉を聞いて理解する能力)に匹敵するものを持ち合わせていると述べられています。

 

しかし、この知能をすべての犬種が持っているとは言い難く、群を抜いて賢いボーダー・コリーだからこそなし得た業だ、ということも考えなくてはなりません。

 

今後も犬の知能についての研究が進むことで、飼い主との絆が深まれば良いですね。



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